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えいごがむずかしい

ママはえいごがじょうず

でも、ママは「わたしはまだまだ」っていう
がいこくじんのはなしている「えいご」ではんぶんもきけないこともあるっていってた

ぼくがしってるえいごは、アップルとオレンジとポテートぐらいだもんな。
それじゃ、がいこくのひとと おはなしするのはむずかしいよなぁ

まえに かぞくで グアムにいったとき
ママは、レストランとか ひこうじょうとか ホテル で えいごで グアム の ひと とはなしてた。

ママすごいなぁ。ぼくは ぜんぜん えいごは わからないや
と、ぼくがいうと、

「そうねぇ。ながいあいだやってるから、だいぶなれてきたかしら。じてんしゃ だって、さいしょはむずかしいけど、だんだん なれて じょうずに なってくるでしょ。あんなかんじかしらね。でも、むずかしいおはなし を えいごで いわれたら ききとれないことも おおいのよね」
と おしえてくれた

「さいしょはむずかしいんだね」
ときくと、ママはこういった
「そうね、さいしょはなんだってむずかしい。くるまのうんてん、りょうり、えいごのべんきょう・・・どれもさいしょはしらないことだから。しらないことはむずかしい。でも、がんばろうってきもちがあれば、できるとおもうな」

そうかー、パパやママもいろんなことを がんばったから できるようになったんだね

「えぐざくとりー」
ママはいった

どういうこと?ときくと、「そのとおり」ってことよ
と、おしえてくれた

さいしょはどういうふうに えいご を おぼえたら いいのかな?

ぼくがきくと、ママはちょっとなやんで おしえてくれた
「いろんな べんきょう の しかたがあるのよね。どのやりかたが いちばん いいってのは ないの。でも、おおきなこえで げんきよく いえば つうじるとおもうな」

そうか!げんきよくするのは ぼく とくいだよ

「じゃ、さいしょは、あいさつおぼえよ。がいこくのひとに こんにちわ っていえるかな?」
あ、しってる。「はろー」っていうんだよね!

げんきよく、「はろう」っていったら、がいこくのひとが うれしそうに「わーお」っていって よろこんでくれた
そして
「はわあーゆ?」
っていってくれた。「はわあーゆ?」ってなに?

ママが「ごきげんいかがですか?ってことよ。」っておしえてくれた?
ごきげん?うーん、たのしいよ!
「そしたら、あいあむそーぐらっど っていってあげるといいかな?」
え、あいあむ・・・?

ママとぼく の やりとりをきいてた がいこくのひとが
「ぐれいと、はぶあぐったい」
といって、バイバイしていった。
ママ、あのひと、なんていったの?
「ママが、あいあむそーぐらっどっていってたから、『いいね!たのしんで』っていってくれたのよ」
うーん、むずかしいなぁ。でも、ちょっとおはなしできたから うれしいな!

「そうね、にほんごだって、なにもしらない あかちゃんが パパやママのことばを きいて、すこしずつ ことばを おぼえていくでしょ。2,3ねんかかってようやく すこしずつ はなせるようになるんだもの。えいご だって、じかんが かかるのはしかたないわ」

そうかー、たいへんだな。なんか じしん なくなってきたよ

「すこしずつ おぼえればいいわ。そうね、まず『わたしは ・・・ です』ってのをおぼえましょう」」
どう いえばいいの?
「『あいあむ・・・なんとか』で、『わたしは・・・です』ってなるの」
じゃ、「ぼくは・・・です」は?
「えいごは、『ぼく』も、『わたし』も、『オレ』も みんな『あい』なの」
へー、あいがあるみたいで いいね!

「わたしは・・・です。の『・・・』のところは、たとえば、おとこのこだったら『あぼーい』、おんなのこだったら『あがーる』っていえばいいわ。ほかのことば も すこしずつ おぼえていけばいいわね」
あ、しってる。でも、ぼくがしってるのは「ぼーい」と「がーる」だよ
と、ぼくがいうと、ママは
「そうね、えいごは ひとりなら「あ」をつけるの。たくさんいるなら、さいごに「ず」や「す」をつけるの 」
へんなのー、わかりにくいよ
と、ぼくがいうと、「そうねぇ、それがえいごのルールだからねぇ。むずかしいけど、そういうものだからしかたないのよね」
といった。
「ほら、にほんごだって、『は』ってもじを、『ぼくは』のときは『わ』ってよむでしょ。ことばのルールはいろいろむずかしいのよ」
なるほどなぁ。がいこくのひとには、にほんごだってむずかしいのかー

「じゃ、『わたしは・・・です』をいろいろいってみましょう。ママからね・・・そうだなぁ、『わたしは、ねむたいです』。」
ママ、あさねぼうしたのに、まだねむたいの?!
ぼくがわらうと、「たとえよ、たとえば、のはなし」
といって、「あいあむすりーぴい」といった。

「わたしは・・・です」が「あいあむ」だから、ねむたいが「すりーぴー」なの?

と、ぼくがきくと、ママは、「ざっつらい!」といった
それはどういういみ?ときくと、「だいせいかい」ってことっておしえてくれた

じゃ、こんどはぼくのばんだね
「わたしは・・・あそびたいです!!」

「うーん、うごきのあることを やりたい ときは、『あいあむ』じゃないのよ。じゃあね、『わたしは・・・だ』でかんがえてみて?」

むずかしいな・・・でも、『わたしは、あそびだ』だったらへんだよね。そうか・・・
「わたしは・・・4さいだ」
「それなら、おっけーね。『あいあむふぉーいやーずおーるど』っていうのよ」
ふぉーい・・やー・・・ず??ながいよー!!
ぼくがそういうと、ママはわらって、こうおしえてくれた
「『ふぉー』が『4』で、『いやーず』が『ねん』、オールドが「さい」・・・ぜんぶで『ふぉーいやーずおーるど』になるの」
でもながいよー。4ねんさい、ってへんなのー
でも、それがえいごのいいかたなんだろうな

それから ママに いろんな えいごを おしえてもらった

きょうはつかれたーよーとぼくがいうと、ままは
「あいあむたいやーど」っていった。
『たいやーど』が『つかれた』なんだねーとぼくがこたえたら
ママは、また「ざっつらい!」といったので、ぼくもまねして「ざっつらい!」といった

すこしずつ、えいご、おしえてね、ママ